【※初心者必見】仮想通貨ネム(NEM/XEM)に関する詳しい解説はコチラ!!

今回の記事ではアルトコインの一つ、ネムについて詳しく解説をしていきます。

ネムの概要や今後の将来、オススメの取引所などについて書いています。

仮想通貨初心者の方は是非参考にして下さい。

目次

ネム(NEM)って何?

(画像引用元:NEM公式youtube

ネム(NEM)とは、

[box class=”yellow_box” ]

New(意味:新しい)

Economy(意味:世界)

Movement(意味:動き)
[/box]

の頭文字をとったプロジェクトの名称になります。

非中央集権的な、新しい経済活動を目指す仮想通貨のプロジェクトの名前がネム(NEM)となります。

 

ネムの公式youtubeチャンネルにプロジェクトの分かりやすい説明があったので抜粋をします。

NEM is a movement to create a new economy based on the principles of decentralization, financial freedom, and equality of opportunity.

(引用元:NEM公式Youtubeチャンネル

ざっくり日本語に翻訳をすると、

ネム(NEM)は非中央集権の原則、経済的自由があり、機会の平等がベースとなった新しい経済を創造する動き

ということになります。

これがネムのプロジェクトの概要となります。

 

ゼム(XEM)は仮想通貨の単位として使用されています

ネム(NEM)と一緒にXEMという英語が一緒に表記されることがあります。

これは”ゼム”と読み、ネム(NEM)で利用される仮想通貨の単位を指しています。

まとめると、

[box class=”green_box”]

ネム(NEM):プロジェクトの名称

ゼム(XEM):仮想通貨の単位

[/box]

ということになります。

 

このように、ネムにはネム(NEM)とゼム(XEM)の2種類の呼び方が存在します。

仮想通貨を取引している人の間ではネムと仮想通貨の意味も含めてネムと呼ぶことが一般的です。

なので、

ネム=NEM=仮想通貨

という認識でも問題ありません。

少しややこしいですが、このあたりはイーサリアムと考え方が似ているかもしれませんね。

覚えておきましょう!

 

ネム(NEM/XEM)の時価総額は10位!

ネムの時価総額は現在10位となっています(※2017年2月6日現在)。

(画像引用元:CoinMarketCap

アルトコインの中でも比較的人気の高い通貨になっています。

[box class=”yellow_box” title=”オススメの取引所”]

ネムを購入するならzaifがオススメです!

金融庁への登録は完了済み。セキュリティ体制もしっかりしている取引所です。

>>zaif公式ホームページ

[/box]

仮想通貨ネム(NEM/XEM)の基本情報

トークン名称 XEM(ゼム)
発行日 2015年3月
発行上限数 8,999,999,999(※発行済み)
開発者 Utopianfuture
公式サイト 公式サイト
ホワイトペーパー 公式サイト

ネム(NEM/XEM)が採用しているPoI

ネム(NEM)が意味するNew Economy Movementが目指すのは”新しい経済の動き”です。

そこでは公平性が重要視されています。

例えば、取引の承認作業に採用されているPoI(Proof of Importance)も、公平性の観点から非常に興味深い仕組みになっています。

 

PoW(Proof of Work)は実は不公平!?

ビットコインのようにPoW(Proof of Work)が採用されている場合、マイニング(採掘)の報酬は取引の承認の計算を早く終えた人(もしくは企業)「だけ」が手に入れることができます。

つまり、

  • 高性能なPCを数多く持っている
  • そのPCを稼働させる大量の電気が消費できる

という条件を満たした人(もしくは企業)が常に有利となる仕組みになっています。

個人でマイニングにチャレンジしたとしても、すでにそこには大規模な設備を整えた企業などが競争相手として待ち構えています。

PoWの”早いもの勝ち”のルールは公平に見えますが、実際のところは大資本の企業が独占的に有利となってしまい、”富の偏り”を招いているのが現状です。

 

PoI(Proof of Importance)の仕組み

ネムの場合、PoI(Proof of Importance)という独自のアルゴリズムを採用していて、その公平性の問題の解決を図っています。

Proof of Importanceを日本語に翻訳すると「重要性の証明」となります。

PoIがどういう仕組みかというと、簡単に言えばPoIというスコアが高い人ほど報酬を得る可能性が高い仕組みなのです。

PoIのスコアをアップさせるためには、ネムのネットワークの貢献度を高める必要があります。

具体的には、

[box class=”green_box”]

  • ネムをたくさん取引している人
  • ネムをたくさん持っている人
  • 影響力がある人とネムを取引した人

[/box]

これらの要素がPoIのスコアをアップさせます。

スコアによってランクが決まり、そのランクによって得られるネムの報酬が決まります。

 

つまり、PoIは「重要性の証明」という名前が示す通り、自分が重要な存在であればあるほど、報酬を得られる可能性がアップするということです。

一部の人たちだけに富が偏るのを防ぎ、頑張った人が頑張った分だけ報酬を得られるチャンスが増える仕組みになっているのはとても素晴らしいことだと思います。

 

フェアでエコなPoIの仕組み

PoWとPoIと比較すると、

[box class=”yellow_box”]

PoW:単純に早く計算処理を終わらせたものが報酬を受け取る

PoI:重要性(ネムの取引量、取引回数、取引相手など)を証明したものが報酬を受け取る

[/box]

となっています。

両者を比べると、PoIのほうがフェア(公平)な仕組みになっています。

また、PoIの場合、PoWでは欠かせなかった

  • 高性能コンピューター
  • それを動かす電力

が必要ありません。

そういった意味では、PoIはとってもエコな仕組みであると言えます!

 

ネム(NEM/XEM)のハーベスティングとは?

ネムにはマイニングがありません。

そもそもすでに8,999,999,999XEMがすでに発行されていて、今後の新規発行の予定がないからです。

「じゃあどうやってネム(NEM/XEM)の報酬を手に入れるんだ?」

という疑問の答えがハーベスティング(収穫)です。

 

ネムでは、XEMの取引の際にXEMで手数料を払います。

[box class=”yellow_box” title=”手数料が発生する取引例”]

  • 取引所へのXEMの送金
  • ウォレットへのXEMの送金

[/box]

そこで発生した手数料がネムのネットワークに参加している人たちに分配されることをハーベスティング(収穫)といいます。

すでに全てのネム(NEM/XEM)が発行されているので、マイニングのように新たにコインを発掘するのではなく、取引の手数料を分配する仕組みがハーベスティング(収穫)と考えるとわかりやすいと思います。

 

ネム(NEM/XEM)のハーベスティングに参加する方法

ネムのネットワークに参加している人であれば、このハーベスティングに誰でも参加することが可能です。

ただし、条件があって

[box class=”blue_box”]

  1. Nanowalletをインストールする
  2. アカウントを作成する
  3. 10,000XEMを保有する
  4. Vested Balanceの10,000XEMを保有する

[/box]

これらを満たしている必要があります。

>>Nanowalletの使い方の詳しい解説記事は現在作成中です

 

Vested Balanceとは?

Vested balanceというのは既得バランスと翻訳され、単純にウォレットの中に入っている残高ではなく、保有しているXEMの10%が日々加算されていく残高のことを指します。

ただし、単純に毎日10%が加算されていくわけではありません。

計算式は以下のようになります。

N日目のVested Balance:(XEMの残高 – (N-1)日目のVested Balance)*10% + (N-1)日目のVested Balance

もし仮に20,000XEMを保有している場合であれば、Vested balanceが10,000XEMを超えるために必要な日数の計算式は以下のようになります。

[box class=”red_box”]

1日目: 0

2日目:(20,000 – 0)*0.1 + 0 = 2,000

3日目:(20,000 – 2,000) *0.1 + 2,000 = 3,800

[/box]

で、結局何日目でVested Balanceが10000XEMを超えるかというと、

[box class=”red_box”]

4日目:(20,000 – 3,800)*0.1 + 3,800= 5,420

5日目:(20,000 – 5,420)*0.1 + 5,420 = 6,878

6日目:(20,000 – 6,878) *0.1 + 6,878 = 8,190.2

7日目:(20,000 – 8,190.2) *0.1 + 8,190.2 = 9,371.18

8日目:(20,000 – 9,371.18) *0.1 + 9,371.18 = 10,434.062

[/box]

8日目にしてやっとVested Balanceが10000を超えます。

ハーベスティングに参加しようと思っても、すぐには参加できないということですね。

 

なお、今回は残高が20,000XEMで計算していますが、これが10,000XEMの場合、227日目にしてやっとVested Balanceが10,000XEMを超える計算となりました。

もし、Vested Balanceを10,000XEM以上保有したい場合は、なるべく多くの残高を保有しておくようにしたほうがいいでしょう。

[aside]すぐにはできないハーベスティング(収穫)

このように、ハーベスティングに参加するためにはいくつかのハードルをクリアする必要があり、開始するにはある程度の日数がかかります。

これは、ハーベスティングに参加するアカウントが大量に作られてしまい、ネットワークが不安定になることを未然に防ぐ仕組みになっています。

[/aside]

ローカルハーベスティングとデリゲート(委任)ハーベスティング

ハーベスティングには以下の二つの種類があります。

[box class=”yellow_box” title=”ハーベスティングの種類”]

  • ローカルハーベスティング
  • デリゲートハーベスティング

[/box]

ローカルハーベスティングは、パソコンの電源を入れたまま行います。

デリゲートハーベスティングの場合、パソコンの電源を起こした状態でもできるハーベスティングになります。

 

ハーベスティングはスーパーノードに任せれば儲かる?

実は、デリゲートハーベスティングは、スーパーノード(※普通のノードの上位互換)と呼ばれる任意の上位ノードに作業を任せる(委任)する形で成り立っている仕組みです。

自らこのスーパーノードになることによって、ローカルハーベスティングよりも高い報酬を得ることが可能になっています。

ただ、スーパーノードになるためには厳しい条件をクリアしなくてはいけなくて、

[box class=”red_box”]

  1. 3,000,000XEM以上を保有する
  2. 一日4回の性能試験をクリアする
  3. 毎秒あたり最低2000回のハッシュ
  4. その他、様々な条件

[/box]

などをクリアしなければいけません。

詳しい条件の内容は、ネムのフォーラムのブログ記事に書いてありますのでご紹介しておきます。

(画像引用元:NEM Supernode Rewards Program

これらの条件をすべて満たす必要があります(英語で書かれていますが、IT用語はもともと英語の部分が多いので翻訳はそこまで難しくないはずです)。

どの条件も個人がすぐにやるのは厳しいですが、その中でも気になるのが保有しなくてはいけないXEMの残高。

デリゲートハーベスティングの報酬が高いとはいえ、さすがに3,000,000XEMを保有するのはちょっと大変かもしれませんね…。

 

ネム(NEM/XEM)のmijinとは?

(画像引用元:mijin公式youtubeチャンネル

ネムにの技術が使われたmijinというプラットフォームが存在しますので覚えておきましょう。

mijinは国内で取引所zaifを運営するテックビューロが開発したブロックチェーン構築用のプラットフォームになり、ネムの技術がベースになっています!

mijinは、そのnemを開発したチームを誘致し、その長い開発経験と高い技術力を活かし、プライベートブロックチェーン構築用のプラットフォームとして、テックビューロ株式会社にて一から開発されたプラットフォームです。

(引用元:mijinホームページ

mijinの目的は金融機関のコスト削減です。

具体的には、2018年までに金融機関のインフラコストを1/10未満にすることを目標としています。

 

mijinを利用すると、ブロックチェーンの技術が誰でも簡単に使えるようになっています。

例えば、住信SBIネット銀行がmijinを使って運用試験を実施しているニュースがありました。

[box class=”green_box” title=”mijinに関するニュース”]

[/box]

また、ジャパンネット銀行もmijinを使って業務を改善するための実証実験を開始しています。

[box class=”green_box” title=”mijinに関するニュース”]

  • 世界初!mijinとHyperledger Fabricを連携。 ジャパンネット銀行とテックビューロが、契約書締結過程でのブロックチェーン適用を検証開始。 ペーパーレスおよび業務効率化を目的とし、ブロックチェーン技術の有効性を検証
    http://mijin.io/ja/1367.html

[/box]

mijinのホームページにも記載がありますが、mijinは「速い、安全、安い」という特徴を持ったプラットフォームです。

今後、ますます盛り上がりを見せていくことが期待されています!

 

mijinの動画のご紹介!

mijinの動画がyoutubeにアップされています。

とってもクールな動画になっているので、一度見てみることをオススメします!

ネム(NEM/XEM)とビットコイン(BTC)の違い

ではここで、ネム(NEM/XEM)とビットコイン(BTC)の違いについて見ていきましょう!

 

発行数量が違う

ビットコインの発行数量は2100万BTCに決められていて、それ以上発行されることはありません。

ネムの場合、すでに8,999,999,999XEMが発行されています。

それらのネムは1500人に分配されていて、新規のXEMの発行はありません。

 

取引の承認方式が違う

ビットコインではPoW(Proof of Work)が採用されています。

一方、ネムではPoI(Proof of Importance)が採用されていて、PoWよりも公平性に優れています。

 

マイニングとハーベスティング

ビットコインではマイニング(採掘)をすることによりビットコインで報酬を得ることが出来ます。

ネムの場合、マイニングの概念は存在せず、ハーベスティング(収穫)によってネムの報酬を得るようになっています。

 

送金スピードが早い!

ビットコインの送金スピードは10分です。

ネムの送金スピードは非常に早く、約1分程度となっています。

 

期待できるこれからのネム(NEM/XEM)の将来性

ネムの将来性ですが、これから期待できるイベントがあるので覚えておきましょう。

それがカタパルトです。

 

カタパルト(Catapult)という大型アップデートに期待!

(画像引用元:ネムブログ NEMとMijinそしてCatapultの関係とは?

カタパルトを簡単に説明すると、ネムの大型アップデートになり、mijinを使って開発がされています。

このアップデートを行うと、圧倒的なまでの取引処理スピードの向上が見込まれます。

送金処理速度の向上

カタパルトが実装されると、一秒あたり4000件の取引処理が可能となります。

仮想通貨の中でも処理能力の早いリップル一秒あたり1500件ほどなので、その2倍以上の能力を持つということになります。

[box class=”yellow_box” title=”処理能力比較早見表”]

  • リップル:1500件/秒
  • カタパルト実装後のネム:4000件/秒 ←圧倒的に早い!

[/box]

ざっくりした言い方になりますが、カタパルトによってネムにものすごい処理能力が実装されるということです。

これにより、将来ネムを利用するユーザーが増加して取引処理が遅くなるという心配(スケーラビリティの問題)がクリアできるとされています。

 

カタパルト(Catapult)の実装予定日は2018年の夏ごろを予定!

具体的なカタパルトの実装予定日はまだ未定ですが、現段階では2018年の夏ごろを予定しているとの情報があります。

昨年2017年11月6日のテックビューロ社の発表を見ると、カタパルトはすでにmijin上でのテストがなされていて、2018年1月にオープンソース公開、一定の利用後ネムへの実装を予定しているとのアナウンスがありました。

2017年11月6日

テックビューロ株式会社

(※省略)

今後の展開について

本日から開始するβテストを経て、2018年1月にmijin 2.0 Catapultのオープンソース公開を予定しています。また、それらプライベートチェーンでの一定の利用を経て、同コアエンジンはパブリックブロックチェーンであるNEMにも2018年以降に実装される予定です。

(引用元:テックビューロがブロックチェーン製品『mijin』の新バージョン『2.0 Catapult』のクローズドβテストプログラムを開始

カタパルトの実装はネムの価格上昇にもつながると仮想通貨の投資家の方たちの間で言われています。

今後のアナウンスには要注目です!!

 

ネムのコミュニティが盛り上がりに期待!

ネムのコミュニティは非常に盛り上がっています。

仮想通貨の盛り上がりや普及にはコミュニティの盛り上がりというのは非常に重要です。

どれだけ良いコンセプトや機能を持った仮想通貨でも、実際に使われることがなければその真価を発揮することはできません。

そういった意味では、コミュニティが盛り上がっているネムの将来というのは非常に明るいのではないかと思います(他の仮想通貨でいえば、モナコインも同じような盛り上がりを見せていますよね)。

では、ネムの盛り上がりについて少しご紹介をします。

 

nemche:ネムのオンラインフリマがオープン!

(画像引用元:nemche

ネムで決済ができるオンラインフリマができました!

ネムのオリジナルグッズが充実していて、Tシャツが販売されていたり、

パーカーを出品している人もいます。

なんだか好きなバンドを一緒に応援してるような、温かい一体感のようなものを感じますね。

ネムの人気の高さがうかがえます。

[btn class=”rich_blue”]nemche公式ホームページ[/btn]

nem bar(ネムバー)が渋谷にオープン!

(画像引用元:nem bar公式ホームページ

2017年12月7日、渋谷にnem barというバーまでオープンしました!

ホームページには

ビットコインが初めて通貨としての価値を実証した「ピザ神話」から7年。
暗号通貨は瞬く間に世界中の関心を集め、時にそれを生み出した人々を翻弄しています。
そして、膨大な情報が錯綜する今、新しい経済圏が動き始めています。
nem barは、NEMを中心とした暗号通貨好き・投資家・開発者が集まる場を提供します。

(引用元:nem bar公式ホームページ

と書いてあります。

ネムだけではなく、仮想通貨好きの人なら興味をそそられるような内容になっています。

このnem bar、仮想通貨に関する有益な情報が手に入る場所のような気がします。

ネム好きの方だけではなく、仮想通貨に興味がある人は一度訪問してみてもいいかもしれませんね!

[btn class=”rich_blue”]nem bar公式ホームページ[/btn]

[box class=”yellow_box” title=”オススメの取引所”]

ネムを購入するならzaifがオススメです!

金融庁への登録は完了済み。セキュリティ体制もしっかりしている取引所です。

>>zaif公式ホームページ

[/box]

コインチェックのネム(NEM/XEM)不正流出問題

ネムについて語るのであればコインチェックのネム不正流出問題について触れないわけにはいきません。

2018年1月26日、国内大手仮想通貨取引所の一つであるコインチェックから、約580億円相当のネムが不正に流出した問題がありました。

被害にあったネムを保有していた仮想通貨の投資家の数は約26万人にものぼるとみられていて、仮想通貨市場最大規模の流出問題となりました。

  • 国内仮想通貨取引所を運営する「コインチェック」は26日、同社が取り扱う仮想通貨の出金を一時停止した。関係者によると、同社の取引所から大量の仮想通貨が不正出金された疑いがあり、流出額は500億円以上に相当する額にのぼる可能性がある。

(※引用元:https://mainichi.jp/articles/20180127/k00/00m/040/179000c

このニュースの影響で、

「ネムは危ないんじゃないのか?」

「ネムは危険な仮想通貨?」

というイメージを持ってしまう方もいるかもしれません。

ですが、ここで理解しておかなければいけないことは、流出の原因はネムにあるのではなく、取引所のセキュリティ対策にあったということ。

その理由について説明します。

 

コインチェックの管理体制はかなり杜撰だった!

コインチェックはネムに対して

  • コールドウォレット
  • マルチシグ

の対応をしていませんでした。

このようなセキュリティに対する甘い体制が、今回のネムの不正流出につながったとみられています。

 

通常、取引所のウォレットはネットワークの接続がされていない状態(コールドウォレット)で保管されます。

これにより、ネットワーク上からの不正なアクセスなどを遮断するわけです。

ですが、コインチェックの場合、常時オンラインに接続したホットウォレットでネムを管理していました。

しかも、マルチシグも未対応。

厳しい言い方になるかもしれませんが、正直、仮想通貨の取引所としてはかなり杜撰な管理体制だといわざるをえません。

 

いずれにしても、今回の件に関しては、ネム自身に問題があってネムが流出したわけではないことは理解しておきましょう。

 

コインチェックのネム(NEM/XEM)不正流出問題の例え話

今回のコインチェック騒動、わかりやすいたとえ話をします。

例えば、A銀行に預けてあった1000円が強盗によって盗まれてしまった。

A銀行は本来やるべきであるセキュリティの対策は後回しにして、芸能人を使ったCMなどをバンバン打って売り上げを伸ばしていました。

強盗はそのセキュリティ対策の甘さに付け込んで強盗に成功しました。

さて、これは盗まれた「円」に問題があるでしょうか?

 

…ありませんよね。

円に問題があったわけではなく、あくまでもセキュリティ対策を後回しにして強盗に入られたA銀行の管理体制に問題があるわけです。

 

今回のコインチェックの不正流出騒動。

そもそもお金を盗んだ強盗(ハッカー)が一番悪いのは当然なのですが、盗まれる(狙われる)体制であったコインチェックにも責任があります。

コインチェックは芸能人を使った派手なCMで新規顧客の獲得を図っていましたが、本来大切にすべき顧客の資産に対するセキュリティがおろそかであったことが記者会見で判明しました。

仮想通貨を取引するユーザーにとっては本当に残念なニュースではあります。

 

いずれにしても、取引所の問題と仮想通貨自身の問題はそれぞれ別のものであるということは理解しておきましょう!

[aside]不正流出問題におけるコインチェックの対応

今回の騒動によって、コインチェックには金融庁から業務改善命令が出されました。

現在コインチェックは被害にあった顧客に対して日本円で返金する準備をしています。

ただし、不正流出問題以降、顧客の出金、新規取引に制限がかかっていてます。

このコインチェックの対応については、ネット上でも疑問の声もあがっています。

[/aside]

ネム(NEM/XEM)を購入できるオススメの取引所

ネムを取り扱っている国内の取引所は、コインチェックとzaifになります(※コインチェックは現在新規取引を停止しています)

ネムを購入するのであれば、ここはzaif一択で問題ありません。

コインチェックの騒動を受け、zaifはいち早くセキュリティ対策室を設置しました。

 

この動きの早さもそうですが、

  • 二段階認証の設定ができる
  • 出金先の名義が異なる場合は出金できない

など、zaifのセキュリティに対する姿勢はさすがです。

運営会社(テックビューロ)の資本金は8億3,013万円(※資本準備金含む)と潤沢で、金融庁(近畿財務局)への登録も2017年9月29日に完了しています。

ネムを安心・安全に購入するのであればzaifがオススメです!

 

\ネムを安心に取引するならzaif/

[btn class=”rich_blue”]zaif公式サイト[/btn]

ネム(NEM/XEM)のまとめ

ネムについてまとめると、

[box class=”blue_box”]

  • ネムはプロジェクトの名称、ゼムは通貨の単位!
  • PoI(Proof of Importance)はフェアでエコな仕組み!
  • マイニングではなく、ハーベスティングで報酬が得られる!
  • mijinの盛り上がりに期待ができる!
  • 大型アップデートカタパルト(Catapult)に期待ができる!
  • コミュニティの盛り上がりに期待ができる!

[/box]

になります。

ご覧の通り、他の仮想通貨に比べてたくさんの特徴があって、しかもワクワクするような将来性も感じることができるのがネムのいいところです。

カタパルト実装後の価格の上昇に期待している投資家の方もたくさんいます(あくまでも期待ですが)。

今後のネムの動きには注目しておきましょう!

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