[voice icon=”https://coin-school.jp/wp-content/uploads/2018/01/student02.jpg” name=”まるちゃん” type=”l big”]コインチェックでネムの流出問題があったけど、あれって結局どういうことなの?[/voice]
[voice icon=”https://coin-school.jp/wp-content/uploads/2018/02/teacher-1.jpg” name=”NECO” type=”r big”]ニュースでいろいろ騒がれていたし、気になっている人も多いよね。じゃあ、解説していくよ![/voice]
大手国内仮想通貨取引所であるコインチェックから580億円相当の仮想通貨のネム(NEM/XEM)が不正に流出してしまった問題についてニュースで聞いたことがあるという人も多いと思います。
ですが、仮想通貨初心者の方にとっては、
「結局、どういうことが起こったの?」
「大きな問題なのはわかるけど、一体どういうこと?」
っていう感じですよね。
そんなコインチェックの問題について、今回の記事ではやさしく解説をしてみたいと思いますのでぜひ参考にして下さい!
コインチェックのネム(NEM/XEM)不正流出問題の解説
コインチェックからネム(NEM/XEM)が不正に流出した問題を簡単にまとめると、こんな感じになります。
[box class=”yellow_box” title=”不正流出の簡単な流れ”]
2018年1月26日、コインチェックから580億円相当のネム(NEM/XEM)が流出していることがわかる!被害を受けた人の数はおよそ26万人!!
↓
ネム(NEM/XEM)の入金、出金、売買が停止
↓
コインチェックで取り扱う全通貨の出金ができなくなる!
↓
コインチェックが記者会見を行い、そこで今回の不正流出事件が表ざたになる
↓
大きなニュースになってネット上で騒がれる
↓
2018年1月28日、コインチェックがネム(NEM/XEM)の不正流出によって被害を受けた顧客に対して日本円で補償をする方針を発表する
↓
2018年1月29日、金融庁からコインチェックに対して業務改善命令が出される
↓
2018年2月2日、金融庁がコインチェックに対して立ち入り検査を開始
↓
2018年2月13日、コインチェックの日本円の出金が再開
[/box]
こんな感じで色んな事が起こりました。
この記事を更新している2018年2月27日の時点では、まだこの問題は解決していません。
日本円の出金が再開されたとはいえ、流出したネム(NEM/XEM)の日本円の補償はまだ実行されていませんし、コインチェック自体がこれからどうなるのかも全然見えていない状況です。
これから先の情報から目が離せない事件であるといえます。
[voice icon=”https://coin-school.jp/wp-content/uploads/2018/01/student02.jpg” name=”まるちゃん” type=”l big”]580億円相当のネムが流出したんだもんね。規模が大きすぎるよ。。。[/voice]
[voice icon=”https://coin-school.jp/wp-content/uploads/2018/02/teacher-1.jpg” name=”NECO” type=”r big”]本当にそう思う。仮想通貨の業界の中でもマウントゴックス事件を超える最大規模の流出事件だからね。コインチェックがこれからどういう形で会社を運営していくのかにも注目が必要だね。[/voice]
そもそもの原因はコインチェックのセキュリティ対策
今回の不正流出事件ですが、そもそもの原因はコインチェックのセキュリティ対策にあります。
多くのニュースですでに語られている通り、コインチェックでは
- コールドウォレット
- マルチシグ
の対策をとっていませんでした。
コールドウォレットを簡単に説明すると、ネットにつながっていない状態で仮想通貨を保管すること。
ネットにつながっていないから不正なアクセスができないような仕組みなんです。
マルチシグというのは複数の秘密のカギを用意すること。
家の玄関をイメージするとわかりやすいですが、一つしか鍵がないよりもたくさん鍵がついていた方が泥棒が入りにくいですよね。
これらの対策がネムに対して行われていなかったので、今回の不正流出事件につながったと言われています。
[voice icon=”https://coin-school.jp/wp-content/uploads/2018/01/student02.jpg” name=”まるちゃん” type=”l big”]なるほど。ネムが不正に流出してしまったのは、コインチェックのセキュリティの体制があまり良くなかったことが原因だったんだね。[/voice]
[voice icon=”https://coin-school.jp/wp-content/uploads/2018/02/teacher-1.jpg” name=”NECO” type=”r big”]そうなんだ。本来であればお客さんのためにやっておくべき対策をやっていなかったんだ。不正流出事件が起こったことは仕方ないにしても、そういうコインチェックの企業としての姿勢もあちこちから非難されている原因になっているんだよね。[/voice]
そうなんです。
仮想通貨の取引所を選ぶなら、やっぱりセキュリティ対策をしっかりとしている会社を選ぶべきだということがわかりますよね。
ちなみに、コールドウォレットやマルチシグといった専門用語は、仮想通貨初心者には難しい言葉になっています。
こういう話はネコロボが得意な分野だから、別の記事で詳しく解説するよ!
[voice icon=”https://coin-school.jp/wp-content/uploads/2018/02/robocat.jpg” name=”ネコロボ” type=”r big”]ピピピピ。ネコロボが別の記事で詳しく解説するよ![/voice]
>>ネコロボがコールドウォレットについて詳しい記事を作成中!
>>ネコロボがマルチシグについて詳しい記事を作成中!
不正流出事件はネム(NEM/XEM)に問題があったわけではない
[voice icon=”https://coin-school.jp/wp-content/uploads/2018/01/student02.jpg” name=”まるちゃん” type=”l big”]こういう事件があったらネムを買うのが怖くなっちゃうな。。。買っても大丈夫なの?[/voice]
[voice icon=”https://coin-school.jp/wp-content/uploads/2018/02/teacher-1.jpg” name=”NECO” type=”r big”]よくある質問だね。心配する気持ちはわかるけど大丈夫!今回のコインチェックの不正流出事件とネム自体のセキュリティとは関係がないんだ!。だから、安心して大丈夫![/voice]
コインチェックの不正流出事件以降、色んな意味でネムに注目が集まるようになりました。
その中でたくさんの質問をいただくのですが、特に多いのが、
「ネムって大丈夫?」
「ネムって不正流出するんじゃないの?」
という質問です。
不安な気持ちはわかりますが、今回のコインチェックの不正流出事件の原因はコインチェックのセキュリティの体制にあります。
例えて言うなら、
銀行強盗がドアが開けっぱなしの銀行に侵入して、鍵が一個しかかけていない金庫を開けて円を盗んだ。
ということです。
誰がみても銀行のセキュリティ対策に不備があったと思いますし、円という通貨に何の問題もないことがわかりますよね。
これが今回のコインチェックの不正流出事件のわかりやすい例え話。
なので、ネムに何か欠陥があったとか、ネム自体のセキュリティに問題があったわけではありません。
安心して大丈夫です!
これからネム(NEM/XEM)はどこで買ったらいいの?
[voice icon=”https://coin-school.jp/wp-content/uploads/2018/01/student02.jpg” name=”まるちゃん” type=”l big”]ネムが安心なのはわかったけど、じゃあ、どこでネムを買ったらいいのかな?[/voice]
[voice icon=”https://coin-school.jp/wp-content/uploads/2018/02/teacher-1.jpg” name=”NECO” type=”r big”]それならオススメの取引所があるから紹介するよ![/voice]
これまでであればコインチェックを使ってネムを購入できたのですが、今の段階ではコインチェックで仮想通貨の新規購入はできません。
なので、コインチェック以外の取引所を選ぶ必要があります。
その中でオススメなのがzaifです。
実は、zaifとネムはめちゃくちゃ繋がりが深いです。
zaifの運営会社の名前はテックビューロというのですが、テックビューロが開発しているmijinというプラットフォームはネムの技術がベースになっています!
しかも、テックビューロの代表はネム財団のメンバーとして在籍していますので、ネムといったらテックビューロというくらい繋がりの深さです。
ネム財団のホームページがコチラ。
(※画像引用元:https://nem.io/about/foundation/)
テックビューロのホームページがコチラですね。
(画像引用元:https://techbureau.jp/)
zaifがネムと人間的なつながりを持っているところも強みの一つですが、コインチェックの騒動を受け、いち早くセキュリティ対策室を設置した姿勢も好印象です!
これに加えて、
- 二段階認証の設定ができる
- 出金先の名義が異なる場合は出金できない
など、zaifのセキュリティに対する姿勢はさすがです。
ネムを購入するならzaifですね!
\ネムを購入するならzaif/
[btn class=”rich_blue”]zaif公式サイト[/btn]
結局、今回の不正流出事件の犯人は誰なのか?
[voice icon=”https://coin-school.jp/wp-content/uploads/2018/01/student02.jpg” name=”まるちゃん” type=”l big”]今回のコインチェックの不正流出事件って、よく考えたらネムを盗んだ犯人が一番悪いよね。犯人って見つかったの?[/voice]
[voice icon=”https://coin-school.jp/wp-content/uploads/2018/02/teacher-1.jpg” name=”NECO” type=”r big”]実はまだ見つかっていないんだ。これから犯人が見つかることを期待しているけど、現実的にはなかなか難しそうなんだよね。[/voice]
今回のコインチェックの不正流出事件ですが、コインチェックのセキュリティ対策に問題があったのは事実ですが、一番悪いのはネムを盗んだ犯人であることは間違いありません。
でも、その犯人の特定作業は難航しているのが現状です。
北朝鮮のハッカーが関与しているような報道がされたり、自作自演じゃないのかという噂話がネット上をにぎわせたりしています。
この記事を書いている2018年2月27日の段階ではまだ犯人の手掛かりとなるような情報はつかめていませんし、コインチェックからの補償も支払われていない状態です。
とにかくこれからのニュースに引き続き注目していきたい事件です!
[box class=”green_box” title=”関連ニュース”]
コインチェック流出、北朝鮮が関与した?
コインチェック「NEM」流出から1カ月、補償や営業再開は依然不透明 (1/2ページ)
[/box]
[voice icon=”https://coin-school.jp/wp-content/uploads/2018/02/teacher-1.jpg” name=”NECO” type=”r big”]またコインチェックの不正流出事件に動きがあれば記事を更新していきますね![/voice]